表参道吉田病院のあゆみ(創立123年)

表参道吉田病院は、前身である「吉田診療所」が初代院長吉田久米雄により創立されて、123年になります(2023年・令和5年現在)。

現院長であり法人の理事長でもある吉田元樹は代目となります。

県下でも(あるいは全国でも)有数の、歴史ある病院でありますので、その歩みの一端を簡単にご紹介いたします。

1901年[明治34年5月] 
熊本市小幡町(※)に診療所として開設

〇初代院長 吉田久米雄

※旧町名。(東子飼町・子飼本町・黒髪2丁目界隈)

• 1907年[明治40年9月]
現在地(北千反畑町)に「吉田病院」を開設

吉田病院のすぐ近くには藤崎八幡宮があります。

藤崎八幡宮は西南の役(明治10年1877年)後に、藤崎台から現在地に移転したとのことですから、その約30年後に、当院も現在地に移転したことになります。

藤崎八幡宮も当初は仮殿からはじまり漸く本殿が完成するも、その後の造営計画が戦時により中断する等、現在の姿になるまでに時間を要しました。

吉田病院も、明治から大正。その後の戦中、戦後を経て、少しずつ病院規模を拡大していくことになります。

のちに、藤崎八幡宮の表参道にあることから、「表参道吉田病院」と名称変更した当院。

ともに長年にわたり、地域とともに歴史を歩んで参りました。

1945年[昭和20年10月]
吉田憲生が2代目院長に就任

戦後の復興期。昭和中期の写真かな、と推測し掲載いたしました。参道の雰囲気がよくわかります。

マンションもなく、金峰山方面の景観がとてもよいように思われます。

• 1951年[昭和26年7月]
医療法人起生会設立(初代理事長 吉田憲生(2代目院長)

このころ、30床に増床しました。本格的な病院への第一歩を踏み出します。

• 1955年[昭和30年7月]
吉田病院分室結核診療所「白雲荘」(96床)開設

• 1972年[昭和47年5月]
吉田憲史 3代目院長に就任(2代目理事長)

吉田憲史3代目院長(現会長)

1973年[昭和48年7月]
「白雲荘」を「熊本厚生病院」と名称変更

内科系リハビリテーション病院として新設。

吉田仁爾 院長に就任 (現表参道吉田病院総院長)

1975年[昭和50年]
吉田病院第2次新築工事

(1976年[昭和51年]に80床に増床、1979年[昭和54年]90床増床)

• 1983年[昭和58年6月]
吉田仁爾 4代目院長に就任

吉田仁爾 4代目院長(現総院長)

平成・令和~

2001年[平成13年4月]
安藤正幸(元熊本大学医学部付属病院長)名誉院長就任
  • 2002年[平成14年] SAS(睡眠時無呼吸症候群)外来開設
2003年[平成15年2月]
「表参道吉田病院」に改称
「介護老人保健施設なでしこ」開設

吉田病院と熊本厚生病院を統合し「表参道吉田病院」とし、新築落成。
介護老人保健施設「なでしこ」併設 一般病床42床、療養型病床42床、介護病床42床、人間ドック5床、併設老健62床

2003年[平成15年6月]「表参道吉田病院」記念事業および新築落成祝賀会(寛仁親王来院)

2018年[平成30年4月]
吉田元樹 5代目院長に就任

(令和3年8月に3代目理事長就任!)

吉田元樹理事長
「なでしこ新聞」2019年2月号・吉田憲史前理事長の記事より

各事業所の開設

2004年[平成16年6月]
「ヘルパーステーションなでしこ」開設

2004年[平成16年11月]
「居宅介護支援事業所なでしこ」開設
2007年[平成19年10月]
「地域密着型高齢者支援センターこ・こ」開設

(認知症対応型共同生活介護「グループホームこ・こ」

(通所介護「デイサービスこ・こ」

2015年[平成27年5月]
サービス付き高齢者向け住宅「なでしこガーデン上熊本」開設
2015年[平成27年6月]
指定通所介護事業所「デイサービスかみくま」開設
2023年[令和5年2月]
「表参道吉田病院 介護医療院」開設