

今回は「表参道吉田病院」検査科の
臨床検査技師(令和3年入職)の村上さん
のご紹介です。
新卒で入職して間もなく丸4年。
先輩の指導のもと、素直に技術を吸収し、まじめに、着実に、知識を身に着けて、経験を積みあげている様が印象的。
将来、臨床検査技師を目指している学生さんはもちろん、医療の現場で欠かせない診療支援職を志す皆さん、是非ご参考ください!
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- 表参道吉田病院へ就職したきっかけを教えてください。
- 大学の授業や実習を通して、1つの病気を調べるだけでも、1つの分野にとどまらずいろいろな検査に携わっていることを知りました。また、臨床検査技師の仕事も幅広く、同じ分野の仕事だけに固定されずいろいろな検査に関わることができるのが印象的で、この病院でたくさん学び知識を身に付け、自分自身を成長させたいと思ったのがきっかけで就職を希望しました。
- 業務のやりがいを教えてください。
- 検体検査も生理検査も自分の出した検査結果が患者さんの診断や治療に繋がるため、常に患者さんのことを第一に考え、検査を行っています。責任が重く感じたり、慎重かつ迅速な報告が求められますが、患者さんが結果を聞いて安心したり、早期発見に繋がったりすると、私自身も心から嬉しく思い、仕事のやりがいを感じます。
- 業務にあたり心がけていることを教えてください。
- 業務を行う上で心がけていることは、検体やデータの異常を見逃さず、迅速に正確な検査結果を報告すること、検体の取り違えをしないこと、機械の操作ミスを防ぐこと、できると理解するの違いを意識することなどです。理解していても自分ができるかどうかは別問題なので、わからない場合は1人で作業を進めずに誰かと一緒に確認しながら取り組んでいます。小さなミスが患者さんの命に関わる場合もあるため、常に緊張感を持って行動しています。


- 今後のスキルアップについて
- 検査技術の進歩は日々変わっていくため、新しい知識を取り入れながら質の向上に繋げています。検査結果はいろいろな要因で変化し、正しい結果を報告する責任の重さもありますが、やりがいを感じます。
- 上司や同僚のことを教えてください
- 忙しい時もありますが、いつも優しく丁寧に教えていただき、サポートしてもらっています。相談などもしやすい雰囲気で、仕事のことからプライベートのことまで話しやすいです。
できないことや不安なことにいつも寄り添っていただき、1人で検査をこなせるように見守ってくださるので、自信にも繋がっています。先輩方の近くでたくさんのことを吸収して、早く一人前の臨床検査技師として頼りにしていただけるように頑張ります!
- 表参道吉田病院に入ってよかった!と思ったこと。
- 検査室だけでなく、外来や病棟と連携しながら業務を行っているため、他の職種との連携もとても大事になってくると感じています。普段から委員会やカンファレスなど、いろいろな職種の人と議論を深めたり、休憩時間に楽しく会話したり、他職種との繋がりも多く、とても明るく働きやすい環境でこれからももっとみなさんと働きたいなと思っています。

- プライベートとの両立について
- 仕事を始めた頃は、毎日疲れて帰りすぐ眠くなっていました。今は仕事にも慣れてきて、休日だけでなく仕事終わりに友人と会ったり、食事に行くことも増えました。また、趣味で合唱をしており、自分の時間も大切にしてリフレッシュしています。
- これから入る(かもしれない・・)後輩へ一言!
- 私は人と接することが苦手で、あまり患者さんと関わりの少ない検体検査を希望していましたが、実習で患者さんと実際に話してみて、すごく楽しかった印象が残っています。これはやってみないとわからないことだなと思いました。自分が苦手だと感じていることにも積極的にチャレンジしてみたら新しい発見があるかもしれません。多くの知識を身につけることも大切ですが、現場でしか学べないこともあると思います。一緒に働けることを楽しみにしています!

一つ一つ丁寧な仕事ぶりで、着実に検査スキルを身に付けているように感じます。
また、検査業務だけでなく、委員会活動でも活躍してくれており、頼もしい存在です。
今後も、さらに幅広い知識と技術を習得し、他部署との連携しながら診療に貢献して欲しいと思います。